運動発達についてです。
多くの方が、「4歳~6歳までは、神経の増加が高まるので、たくさんの刺激を与えてあげてくださいね!!!」と聞いた事があると思います。僕も、専門学校の教員時代は、そうやって教えていました。(笑)
これは、スキャモンの発育・発達曲線から話が出ているのです。出生後から4~5歳までに体を動かす器用さとか、運動・リズム感的な事の神経回路が(20歳を100%として)80%ぐらい習得出来ると言われています。
確かにとても大切な事ですから、理学療法の世界でも、就学前の方には重点的に機能訓練を実施する傾向があります。
しかし、考え方を変えると残りの20%は、その後に発達してくると言う事です。
くまさんの家では、児童発達支援(未就学児の方を対象)の場合は、神経回路の形成をお手伝い出来る様に、たくさんの刺激を取り入れながら、運動機能面での問題点を改善する事を実施しています。
また、放課後等デイサービスでは、残りの20%の神経回路の形成をお手伝いすると共に、なぜ、この動作が難しいのか?どうすれば出来るのか?など、問題点を把握し、今出来る動作の中から、次の動作をどうやって実施していくのか、実施出来るのかを考え、目標にしています。
そして、他の機能訓練を受けている場合は、その機能訓練の内容をお聞きし、方向性を同じにしながら、違った方面からのアプローチを実施していきます。僕自身が、同じ事をすると楽しくないので…(スミマセン)
以上は、スタッフが頭の中で考えながら、実施している事です。実際には、楽しい雰囲気で機能訓練を行っています。(笑)
開設後2ヶ月半になりました。ご利用して頂いている皆様が少しでも話がしやすい環境を作っていこうと考えております。ぜひ、要望などございましたら、ご連絡頂けると幸いです。
また、ご利用されていない方でも、相談だけでも結構です。「歩き方が少し変わっている気がするんです!」「四つ這いしないんですけど…」などなど、電話でも大丈夫です。
電話と同時に契約してください!なんて言いませんから(笑)まずは、遊びに来てくださいね!
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